フラックス有り フラックス無し
こんにちは
仙台でポーセラーツ&ポーセリンアート教室、オーダーメイド転写紙の作成販売をしております、ルミエールです。
今日は、オーダーメイド転写紙の種類についてです^^
オーダーメイド転写紙は、フラックス有りとフラックス無しの二種類ご提供しております。
有りの方は、カバーコートにガラス層を形成するフラックスが含まれております。
とても艶のある仕上がりになりますが、切ったところで縁残り致します。
転写紙のご注文で多いのが、ペットのワンちゃん猫ちゃんのお写真や、お子様お孫様のお写真です。
お写真の転写紙の場合、フラックス有りのご注文が多いのですが。。。
A4一枚に、写真の他に文字や切り出しにくい絵柄などが含まれているものは、向きません
比較のサンプルを作成してみますね。
下記の写真のようにフレームで加飾したものなどは、フラックス有りには向きません。
このフレームは比較的切り出しやすいですが。。。今回はどのように縁残りするか、四角に切って焼成します。
フラックス無しの方は、通常の転写紙同様、絵柄だけ焼き付きますので、ザクザクハサミで切って。。。
お水に浸し、台紙から剥がした状態です。左がフラックス有りになります。
有りの方は転写紙の質感も、通常のものと大分違い、色も焼成前はもやっと紗がかかった様です。
縁の白い部分は艶となって焼き付きます。
焼成後のお写真です。
写真だと薄く写っていますが、実物はもう少し鮮やかですよ(*^-^*)
一見変わりなく見えますね、顔料は同じものを使用しておりますので、発色は変わりません。
フラックス有りの方は、光の当たり方で、縁残りがはっきりと見えます。
フラックス無しの方は、まったく縁残りはありません。
気になるのは艶の違いだと思いますが、若干の違いがあるかなぁ。。。?という感じなんです。
時々。。。初めてご注文頂くお客様から、「フラックス無しは、有りより発色も悪くザラザラして剥がれそうな仕上がりになりますよね?」ということを質問で頂くことがございます。
??????(・・?、なぜそのように思われるのは不明ですが(;^_^A
そんなことありません、発色は同じですし、若干艶は控え目ですが、さほど変わりませんよ。とお伝えしております。
顔料そのものにフラックスは含まれております。どちらも同じ顔料で印刷し、カバーコートが違うだけなのです。
より艶があるか、控え目かだけの違いです。
私は、質感も作業のしやすさも、仕上がりの感じもフラックス無しが好きです。
でもこれは、本当にお好みの違いで、より艶のあるフラックス有りが好きという方もいらっしゃると思います。
悩んだときは、ご購入前にご相談頂けるとスムーズですので、お問い合わせくださいね。
サンプルと同じ写真でプレートを作成致しました。全てオーダーメイド転写紙フラックス無しを使用しております。
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