電気炉
転写紙を貼った白磁は、電気炉で焼いて焼き付けを行います。
電気炉は、さまざまな種類のものが販売されていますが、購入の際は
- 炉内の広さ(幅、奥行き、高さ)
- 最高温度
- 電気工事の有無
- 形状(前面開き、上面開き)
- 価格
などを考えると良いでしょう。
イングレーズ絵付(1050℃~1250℃の高温焼成)なども考えている場合は、それに対応した製品を選択する必要がありますし、その場合、電気工事が必要になるものが多いようです。
また、炉内の広さは、そのまま白磁の大きさや、一度に焼ける白磁の数に関わってきますが、一方で、焼き上がり(電気炉の温度が下がるまで)の時間にも関係してきます。
扉が前面にあるか、上にあるかは、炉内の温度ムラにも違いが出てくるようです。
本体は、かなり重いものが多いのですが、延長コードなどを使うことができませんので、設置場所によっては、使用時にコンセントの近くまで移動させることも考える必要があるかもしれません。その場合は、移動のさせやすさ(キャスター付きか否か、重量など)も選択条件の一つになるでしょう。
その他にも、本体の色などを選べる製品もあるようです。
色々な条件を考えた上で、導入を検討してみてください。
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